※ネタばれになっていますので読んでいない方は先に本編を読んでからどうぞ

【紅い月用語集】



+妖(あやかし)

一般に言う妖怪ですが、作中では人型で言葉を解するものに限定します。(但しモミジは除く)

+妖怪(ようかい)

作中では人型以外の妖の事を指す。(モミジも妖怪に含む)

+妖力紙(ようりょくし)

板ガムくらいの木の箱に入ったリトマス紙に良く似た紙の事。妖力が有る者がそれに触れると色が変わり破れたりクシャクシャになったりする。
ちなみに力のある人間が触れると青くなる。

+札遣い(ふだつかい)

陰陽師の様に妖怪を封じた(正確には妖界とリンクしてあるのだが)札を自身の唾液を触れさせる事によって妖怪をその場に召喚する能力がある者。
しかし、札遣いは陰陽師と違って一生に札を一枚しか操る事が出来ない。
彰はたまたま魅月が持っていた鎌鼬(カマイタチ)を自身のパートナーにしている。作中では出番が殆どないが彰本人はよく鎌鼬を召喚して遊んでいたりするらしい。
ちなみに鎌鼬の名前は「くう」と言ってオスだそうだ。

+実果子の手料理(みかこのてりょうり)

とてつもなく不味い。昔チャーハンに赤ワインや黒糖などを入れて作った物をモミジに食べさせて激怒されている。
最近では魅月と彰に手作りのチョコレートを食べさせて絶命寸前にまで追いやっていた。作中では核よりも恐ろしい物。

+烏天狗(からすてんぐ)

魅月の事。本来は狐の様な耳も尾も生えていない。
人型の妖。烏の様な翼を生やしている。怖いイメージのある烏天狗だが本来は怒らせない限りとても温厚な性格をしている。
但し、魅月は少々沸点が低い様だが…。

+鳳凰(ほうおう)

妖界に大昔から存在していると言われる聖獣の一匹。大きな鳥の形をしておりその体には炎を纏っている。一般にフェニックスと同じと思われているが、
実は全くの別物で鳳凰は死んでも生き返る事はない。ちなみに鳳(ほう)が雄で凰(おう)が雌である。
モミジは夢の中で鳳から能力を譲り受けている(鳳は夢の中で魅月の姿になりモミジにキスをして能力を分け与えた)

+巫女(みこ)

生まれつき治癒の力を有した女性の事。
実果子の先祖がドイツのシスターであった事から彼女自身にもその力が宿っている(少し例外だが)
基本的に巫女と呼ばれる人は、美人でおしとやかな性格をしている人が多いらしい。

+緑川一族(みどりかわいちぞく)

江戸の頃から名門と呼ばれている一族。その人数は現代では減っているが力は全く衰えていないらしい…。
しかし、一体何の名門なのかはまだ謎である。

+墓守(はかもり)

円谷一族の事。紫苑はその末裔。
昔から緑川一族に仕えている。円谷家は宗家、分家共に空手の名門でも有名である。紫苑は普段は釵(サイ)を使っているが空手の腕も中々で
実は中学生の頃に全国大会で準優勝をしているほどの実力を持っている。ちなみに円谷一族は美形で長身が多いらしい。